平素より、皆様には学校歯科保健の推進、向上のためにご尽力賜りまして心よりお礼申し上げます。

日本学校歯科医会・青森県歯科医師会は第81回全国学校歯科保健研究大会を平成29年10月26日(木)・27日(金)の2日間にわたり、青森県青森市を会場に開催いたします。本大会は主題「『生き抜く力』をはぐくむ歯・口の健康づくりの展開を目指して」のもと、「学校歯科保健からはじまる8020健康社会」を副題として、シンポジウムならびに保育所(園)・幼稚園、小学校、中学校、高等学校、特別支援教育の5領域で研究協議を行い、学校歯科保健のさらなる向上に寄与したいと考えております。

基調講演は、「健康寿命」の提唱者である東北大学大学院医学系研究科 公衆衛生学専攻公衆衛生学分野 辻一郎教授にお願いしており、わが国の生活習慣病・老化の疫学研究の第一人者から貴重なお話を拝聴できることでしょう。

また学校歯科保健関係団体、個人、全日本学校歯科保健優良校表彰受賞校の方々を中心に、特色ある活動の内容を紹介していただくポスター発表も準備しております。

基調講演をはじめシンポジウムそして領域別協議会は、本大会に参加される皆様にとって、明日からの学校歯科保健活動の糧となり、また楽しい思い出となる大会を目指して関係者一同全力を挙げて準備に邁進してまいります。

本州最北端に位置する青森県は、北海道新幹線の開通により最果ての地ではなくなりましたが、『全国一の短命県』という汚名を返上するため県を挙げての取り組みが始まりました。近年の知見から、生活習慣病の萌芽は乳幼児期や学齢期に既に始まっており、成人期での生活習慣の改善だけでは、生活習慣病の発症を防ぎきれないことがわかってきました。
また歯周病菌の生涯にわたる全身への悪影響は深刻であり、生活習慣病の発症や悪化に関与していることが明らかとなり、生活習慣病対策としての学校歯科保健の重要性はより一層増しています。青森県民にとっても本大会は大変意義深いものになることでしょう。  

三方を海に囲まれ、自然豊かな青森県は、山海の美味や様々な祭りなど観光資源には事欠きません。紅葉の白神山地、十和田湖・奥入瀬渓流も魅力的ですが、太宰治記念館、棟方志功記念館、寺山修司記念館、奈良美智の青森県立美術館など青森県人の豊かな感性とユニークな個性を訪ねてみてはいかがでしょうか。

関係者一同、皆様とお会いできる日を楽しみに、全国各地から多数の方々のご参加をお待ち申し上げております。

一般社団法人 日本学校歯科医会
会長 川本 強
一般社団法人 青森県歯科医師会
会長 山口 勝弘